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リハビリ

LSVT®BIGのご案内


最近、こんなことでお困りではありませんか?

  • 姿勢が前かがみになってきた
  • 足が出にくい、歩幅が小さくなった
  • 手や足が震えるようになった
  • 筋肉がこわばるようになった
  • 動きが遅くなった
  • 転ぶ回数が増えた

それは、パーキンソン病かもしれません。

パーキンソン病の4兆候

①安静時振戦

②筋固縮

③無動・寡動

④姿勢反射障害

一般的なパーキンソン病の治療

  • 薬物療法
  • 外科的治療法
  • リハビリテーション(運動療法)
    リハビリテーションの中でも今最も注目されているのが、「パーキンソン病治療」に特化した「LSVT🄬BIG」です!

LSVT🄬BIGとは

大きく動くことを意識し、動作の大きさに焦点を当て、集中的に行うリハビリです。
認定講習を修了した理学療法士や作業療法士がプログラムに沿ってリハビリを提供します。

論文によるLSVT🄬BIGの効果についての報告

  • パーキンソン病の症状が良くなる
  • 器用に手を動かせる
  • 速く歩けるようになる
  • すくみ足が良くなる
  • 立ったり座ったりが素早くできるようになる
  • バランス能力が良くなる
  • 長い距離を歩く体力がつく
  • 生活の満足感があがる など

当院でLSVT🄬BIGを行った方の実際の声

Aさん(女性、60歳代、岐阜県各務原市在住)

当時通っていた病院の先生から、河村病院でLSVT🄬BIGをやっていることを聞いて来院しました。
当初は左手の動かしにくさや足の引きずりが気になっていました。LSVT🄬BIGは、自分が思っている以上に身体を大きく動かす運動でしたが、終わった後は身体が動かしやすくなりました。また、16回終わった時には「頭が洗えるようになった」「ドライヤーが使えるようになった」など日常生活での変化を感じることが出来ました。

Bさん(女性、60歳代、岐阜県岐阜市在住)

もともと河村病院の外来リハビリを利用していて、LSVT🄬BIGのお話があったのでやってみようと思いました。当初は手足の動かしにくさがあり、家事を行うのが大変でした。また歩く時のバランスにも不安を感じていました。LSVT🄬BIGは毎日集中的に運動を行うので疲れると思っていたのですが、やった分だけ身体が軽くなっていくのを感じ、通うのが楽しくなりました。病気は進行していくはずなのに、日常生活の動作がやり易くなっていき不思議な感じでした。16回の運動が終わった後も自宅で自主練習を続けており、身体の変化を感じています。
※この他にも岐阜市やその近郊に在住の方々がLSVT🄬BIGを受けに来ています。

LSVT🄬BIGのスケジュール

入院の場合(例)

治療スケジュール(入院)

  • 実施日数は1週間のうち日曜以外で連続4日行い、4週繰り返します。
  • 入院日とその翌日の2日と、退院日とその前日の2日は身体機能の評価を行います。
  • 現在困っていることを聴取し、そのことを考慮し訓練(運動)内容を決定します。

外来の場合(例)

治療スケジュール(外来)

  • 実施日数は1週間のうち平日で連続4日行い、4週繰り返します。
  • 前後の週の連続した2日で身体機能の評価を行います。
  • 現在困っていることを聴取し、そのことを考慮し訓練(運動)内容を決定します。

LSVT🄬BIGの費用

入院

入院費や通常のリハビリテーション料金がかかります。
詳細を知りたい場合はご連絡ください。

外来

通常の外来リハビリテーション料金です。

お問い合わせ

LSVT🄬BIGは予約制です。
ご希望の方は、下記のフォームまたはお電話にてお気軽にご連絡ください。
フォームでのお問い合わせはこちら
リハビリテーション部あてにお電話ください。
※以下のように伝えていただけるとスムーズな取り次ぎができます。
「LSVTに関して話を聞きたいので、リハビリテーション部のLSVT担当につないでください。」

当院での取り組み

英語論文


Effect of Lee Silverman Voice Treatment® BIG on the major motor symptoms in patients with moderate Parkinson’s disease: an observational study
(要旨)LSVT BIGを行うと、パーキンソン病の運動症状である振戦、筋固縮、無動/寡動、姿勢反射障害のうち、無動/寡動、姿勢反射障害が改善する

Effect of Lee Silverman Voice Treatment (LSVT)® BIG on motor symptoms in a patient with severe Parkinson’s disease: a case report
(要旨)LSVT🄬BIGを行うと、歩行速度、バランス能力、立ち座り能力、方向転換を含む歩く能力、パーキンソン病の運動症状が改善する

Short-term effect and its retention of LSVT® BIG on QOL improvement: 1-year follow-up in a patient with Parkinson's disease
(要旨)LSVT🄬BIGを行うと、生活の満足感、パーキンソン病の運動症状、方向転換を含む歩く能力、歩行速度は改善し、その効果は最大1年間は持続する

Effect of LSVT® BIG on standing balance in a Parkinson's patient: A case report
(要旨)LSVT🄬BIGを行うと、静かに立っている時の身体の揺れ具合が改善し、バランス能力や姿勢、他人に押された時に倒れずにバランスを保てる

学会発表

パーキンソン病患者一例に対するLSVT-BIGの介入 -バランスWiiボードを用いた足圧中心動揺に対する効果検証-
(第3回 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会)

パーキンソン病患者に対するLee Silverman Voice Treatment BIGの長期効果
(第3回 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会)

著明な疲労感を併発したパーキンソン病患者一例に対するLee Silverman Voice Treatment BIG の効果
(第35回 岐阜県病院協会医学会)

うつ症状が著明なパーキンソン患者一例に対する Lee Silverman Voice Treatment- BIGの効果
(第36回 日本私立医科大学理学療法研究会学術集会)

重症度が高いパーキンソン病患者一例に対するLSVT-BIGの介入効果の検討
(第34回 東海北陸理学療法学術大会)

パーキンソン病患者1例に対する集中的運動療法の症例報告-日内変動が顕著であった症例に対するLSVTBIGの試み
(リハビリテーション・ケア合同研究大会 米子2018)
※この他にも様々な機器や評価を用いてLSVT🄬BIGに取り組んでいます。

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