最後に

子どもたちにとっては、日頃通っている保育園とちがって、慣れないお部屋に初めての保育士…。

具合も悪いときなので、はじめは不安かもしれません。でもね、温かい日差しのふりそそぐ、衛生的な保育室の中で、保育士に抱っこされてユラユラしたり、壁面の可愛い動物を見つめたり、好きなおもちゃや絵本などをさわるうちに、どの子もみ~んな、笑顔になるのですヨ。

保育士は常に“お母さんの愛情には勝てないかもしれないけど、それに近い思いで、子どもたちを見つめ、受けとめ、家庭的な温かい保育を心がけたい”と思っています。

又、一人一人と、ゆったりとかかわって過ごしながら、スキンシップを大切にする中で、症状の変化を見逃さないようにしています。そんな中で安心して遊びはじめる子どもたちの笑顔を見ると、心がほっと和みます。お母さんたちも頑張っているけど、子どもたちもみんな立派です。こんな可愛い子どもたちに出会えることは、私たちの喜びであり、そして一日も早く元気になってもらうことが、私たちの願いです。

たくさんの子の“お母さん”になれることに感謝して、その分をあたたかい保育でお返ししたいと思っています。

1日の保育が終わり、お迎え時聞が迫ったころ。「ただいまー、助かりましたー! 」と、無事、お仕事を終えて我が子の元へ急いで帰ってきたお母さんの、ほっとした表情と、ママのお迎えを見て、走り寄る子どものこぼれそうな笑顔を見ると、そのどちらもの思いにちょっぴり胸がキュンとなります。同時に、「今日も少しはお役立てたのかな?」とうれしくなったり・・・。

これからも、利用される方にとって、心強い存在となれるよう、病児保育園スタッフ一同、心をこめた保育で頑張りたいと思います。